OSHO-パグワンシュリラジニーシ
Bhagwan Shree Rajneesh バグワン・シュリ・ラジニーシ

本名:モーハン・チャンドラ・ジャイン 1931年12月11日 – 1990年1月19日

現代インドに生まれた20世紀の瞑想指導者、精神指導者、神秘家。
大学で哲学を学ぶ21歳の時、人間意識の究極の段階に達して光明を得る。
Osho自身は、宗教的ではあるが宗教の創始者ではないと言う。宗教的とは信仰を土台としない内面的探究や精神世界の求道であり、個人の次元でしかないから宗教組織からは全くの圏外におかれる。
真理の探究こそ第一の優先事項であり、人間は全実存をかけて、まず第一に自らの生の源泉を探究することにその関心を寄せねばならないと言う。

1960年 ジャバルプール大学教授となる
1966年 大学を辞職し、インド各地で講話を始める

1977年に出版された「存在の詩」は多くの人たちの生き方を変え、書店に「精神世界」のジャンルを確立するほどのブームを引き起こした。

ジャイナ教を始め、ヒンドゥー教、(ユダヤ教の)ハシディズム、タントラ、タオイズム(道教)、スーフィズム、キリスト教、仏教などの主要な伝統宗教、多様な東洋や西洋の神秘家、ウパニシャッドやシーク教等の聖典について語り、すべての組織宗教の形骸化を説き、宗教的戒律は人間を鋳型にはめてしまうものだと唱えた。

西洋の先進的なセラピーと東洋の修行法を並列的に扱って統合し、数多くのセラピーや瞑想法を創始し、精神世界のカリスマ的存在として多くの西洋人・先進資本主義国の人間を引き付けた。仏陀からインドの諸宗教家たち、老子や荘子、達磨から臨済らの禅者、いわゆる宗教家とされる人々のテキストを題材に上げて多くの人々を魅了してきた。

晩年は禅に関する講話を集中的に行い、その講話録は650冊以上。
哲学、仏教、禅、神秘主義思想など、東西のあらゆる精神性の題材を取り上げたその数々の書物は、時代を超えてなお、人類意識の発達においての困難な段階の克服を助けるため、また現代を生きる我々のあらゆる可能性の扉を開く教えとなっている。
※主にWikipediaから引用